【大工インレジデンス】ランドリーハウス完成で無事卒業!あべゆかの感想。
こんにちは、大工インレジデンス第一期メンバー、あべゆか(@abeyuka_)です。
2018年10月末からあっという間に月日は過ぎて、はや3か月。
とうとう旅立ちのときがやってきました。
大工インレジデンスで納屋のオープンキッチンのリノベ-ションや、ランドリーハウス制作をしながら過ごした日々を振り返りながら、大工インレジデンスに参加しての感想について書いてみたいと思います。
大工インレジデンスに参加してみて、
- 大工インレジデンスのメンバーと一緒の作業
- いとしまシェアハウスの暮らしを体験できたこと
- 自分の仕事も自分でつくる
すべての意味で、私のこれからの活動のためのスキルアップにつながりました。
どきどきしながらいとしまシェアハウスにやってきた
いとしまシェアハウスに来る前は、非電化工房で学んだ技術を活かしながら、ワークショップをあちこちで開催し小さな仕事づくりに取り組み、モバイルハウスを作って全国あちこちを回っていました。
そんな中で、大工インレジデンスという面白そうな取り組みがあることを、ちはるさん(@chiharuh)のTwitterの投稿を見て知ったのが参加したきっかけ。
当時ワークショップに訪れていた新潟で、オンラインで面接をしてもらって、北海道でのワークショップ企画を終えて、それからまっすぐにいとしまシェアハウスを目指して、福岡県糸島市にやってきました。
そんな私の建築レベルは、ひと言で言うと「モバイルハウスが一人でつくれる」くらい。
基本的な工具の使い方は分かる。
2×4工法で、2×材を使った建築の知識・技術を学んできている。
自分で軽トラの荷台の採寸からしてモバイルハウスを作った経験がある。
…ほどほどそこそこ。
2×4工法の建築や、モバイルハウスの建築など、基礎的な技術は学んで来たけれど、「コミュニティな場づくり」「納屋のリノベーション」「廃材、古材などあるものを活かす」ことはゼロからの挑戦。
どきどきとワクワク、どちらの思いも抱えながらいとしまシェアハウスにやってきました。
他の大工インレジデンスメンバーから学ばせてもらうことも多いだろうなあと思っていたら、やっぱりたくさん刺激をいただきました。
私は他のメンバーに比べ圧倒的に実践経験が少ない分、いかに自分の頭で考えて手を動かし、仕事ができるか。。が実は挑戦でもありました。
大工インレジデンスのメンバーとの作業の中でたくさん刺激をいただく。プロすごい。
大工インレジデンスの作業は、
メンバー同士一緒に作業するというよりは、それぞれ個人の役割があって作業に没頭していることが多いです。
私が担当した部分は、
古材の窓でのパッチワークをつくったり、
壁に漆喰を塗ったり、
洗濯機が置ける小さな小屋、ランドリーハウスを建てること。
そんな中でも、大工インレジデンスのメンバーと一緒に仕事をしていく中で、仕事のスピードや技術、手際の良さなどを同じに居て感覚として感じることが私にとって大きな経験でした。
「仕事」として大工をやっている方と一緒に働くということが初経験。
話すよりも、一緒に作業する中で
すごいなぁと毎日感じていました。
すごい。
かっこいい。
いいなぁ。
そんな中で刺激をばしばしもらいました。
私の大工インレジデンスの活動は、
とにかく手を動かし、やってみる。
やることはシンプルで、
シンプルにできることしかやらない、
その方法をこつこつ積み重ねていくことなら私にもできる。。!
ランドリーハウス、古材の窓を使った小屋づくりは、
こういちさんやちはるさんと「洗濯機が置ける小屋があったらいいね」という構想からスタートし、古材の窓枠のパッチワークでつくるということでイメージを話し合いながらつくりました。
私の小さな家づくりの2作目です。(モバイルハウスが一作目。)
誰かと一緒にイメージを共有して話し合いながら小屋を建てる経験は初めてだったので、そうやって作っていく建築の面白さを感じました。
こだわりポイントとしては、「あるものを活かして作る」ことも大切にしていて、
もらってきた古材の窓や木材でどうやって組み立てていくかというところも、面白かったです。
古材の窓枠も木材も、規格が決まっていないので一つ一つ大きさも厚さもバラバラ、実際に組み合わせてみてぴったりくるところに配置。
今回でだいぶ古材の窓枠パッチワーク力が上がったと思います。。!
いとしまシェアハウスの暮らしを体験できた
そもそも大工インレジデンスに応募するきっかけとなったのは、
いとしまシェアハウスの暮らしにもともと興味があったからでした。
「食べ物、仕事、エネルギーを自分たちでつくる」というコンセプトが、
私が目指している暮らしと、とってもぴったりだったこと、
そして、日々の素敵なくらしを発信していて、いろいろなところとつながり活動を行っているいとしまシェアハウスのコミュニティづくりにとても興味があったからです。
実際に来て、日々色々なことを体験できました。。!
-
- 棚田の収穫・稲架掛け
- 脱穀
- 豆乳作り
- 納豆づくり
- みんなでつくるごはんの美味しさ
- 日本ミツバチの養蜂
- 魚釣り
- 沢がにとり
- いのししの解体
- 鶏の解体
- ワークショップの企画・運営
- SNSでの情報発信
などなど。
シェアメイトと一緒に、本当に色々なことを体験し、共有し、日々話せたことがとても良かったです。
一人じゃなくて、みんなで考えられる、シェアハウスの強さを感じました。
いろいろとシェアできて楽しかった。
日中は各々作業している中で、夜ごはんを食べた後とかにじっくり話しながら
確実に成長した気がします。フリーランスが集まるシェアハウス。強いです。
-
いとしまシェアハウスで、自分の仕事もつくれた
「交通費くらいはワークショップを企画して稼げたらいいな…」と当初から話してはいたのですが、
なんと今回、1月に企画した1泊2日のワークショップでは20名を超える参加者の方にご参加いただき、大盛況で二日間を終えることができました!
「暮らしと仕事を分断しない」ライフスタイルに挑戦中。
くらしをつくることと仕事をつくることはセットで大切にしていきたかった部分だったので、この結果は本当に心から嬉しいです。
【私が滞在中にやった仕事一覧】
- 地域のマルシェ出店、
- 地域のゲストハウスでのイベント企画・運営、
- いとしまシェアハウスでのワークショップ企画・運営、
- いとしまシェアハウスでのショートツアーの運営
など。
分からないこと、不安なことは聞いたらバシッと答えてくれる、頼もしいちはるさんやこういちさん。そしてそれぞれの得意分野を持ったシェアメイトたちに支えてもらいながら、愉しく仕事をつくれた時間は本当に良かった。
いとしまシェアハウスの暮らしと、私の目指す暮らしの方向が同じだったこともあり、暮らしづくりについて、コミュニティづくりについて、仕事づくりについて、色々な角度から刺激をもらいました。
まとめ
大工インレジデンスとしての作業も、暮らしも、仕事づくりも、
本当に学び多かったです。
いとしまシェアハウスは、またすぐに帰ってきたくなるような、そんなあったかいコミュニティ。
大工インレジデンス第二期メンバーも絶賛募集中なので、興味がある方はぜひぜひ。
↓↓
詳細はこちらから!!
あべゆかの今後の活動はさるつぼのブログからぜひぜひ。
↓↓
さるつぼ。
今後も、モバイルハウスで旅をしながらあちこちでワークショップを開催したり、
自分でできる小さな暮らしづくり、仕事づくりを通して自分でつくるライフスタイルの実践、かたちにできるように頑張っていきます。
まだまだ旅は続きます。
今後ともどうぞよろしくお願いしますーーー!