棚田オーナー制度2020、第1期スタート!
糸島の棚田を守る棚田オーナー制度に今年から個人プランがスタート!
地元福岡をはじめ、東京・関西など全国からオーナーさんが集まりました。
今回お米を育てる田んぼは、この集落でも1番美しい小さな田んぼが連なる棚田です。
ただ、機械が入れにくく手入れが大変なため田んぼを手放す人も増えてきています。
美しい里山の風景を守るためにここでは「手植え・手刈り・天日干し」という昔ながらの方法でお米を育てていきます。
手間も時間もたっぷり必要ですが、愛情を込めて自分たちで育てたお米の味は、きっと忘れられないものになるはず。
収穫を楽しみに、これから一緒にお米づくりを楽しみましょう!
さて、6月13日は田植え体験日でした。
コロナウイルス感染対策のためマスク着用、ソーシャルディスタンスを取りながらの田植えとなりました。
念のため県外のオーナーさんはオンライン配信参加をしたいただきました。
みなさま、ご協力ありがとうございました!
当日は雨がパラパラ(時にザァザァと)降っていましたが雨具をつけて田植えを実行!
もともと山間部では梅雨の雨で水をため、田植え時期はどうしても雨が降ってしまいがち…。
ですが、小さなお米の苗を大きく育てる恵みの雨でもあります。
この苗を田植えヒモの印に沿ってしっかりと植えていきます。
裸足で泥に入ると、なんとも言えない気持ち良い感覚に。
子供達も田んぼ初体験!
しりもちついちゃっても泣かずに最後までやりきりました。
普段食べているお米がどう育つのか、そのプロセスをなんとなくでも感じてもらえたら嬉しいです。
みなさんの頑張りで、無事田植えが終わりました。
ただ、今年は大雨が多く、川の氾濫や土砂崩れなども心配です。
田んぼを守るために水の管理も欠かせません。
それでも雨上がりの棚田は目をみはるほどの絶景。
これからこの苗がすくすくと育ち、鮮やかな緑色になっていきます。
次回の田んぼ体験日にはちょっと頼りなかったあの小さな苗が根を張り、がっしりと成長している姿が見れると思います。
それでは個人オーナーのみなさま、次回の田んぼ体験日に糸島でお待ちしています!