いとしまシェアハウスのお部屋紹介
こんにちは。いとしまシェアハウスです。
「いとしまシェアハウスの家ってどんな感じなの?」という質問をよくいただくので、今日は築90年の古民家である我が家の紹介をしていきたいと思います。
まず、我が家の間取り図はこちら。
1Fは、
・リビング
・キッチン
・個室×2
・相部屋×2
・土間×2
・食糧保存庫
・洗面所
・トイレ
となっています。
(2Fは個室1つと屋根裏部屋)
母屋の共有スペース
まずは、共有スペースのリビングから紹介していきます。
外からの木漏れ日が美しい縁側が自慢です。庭の池が反射して室内がキラキラ光るのもとっても綺麗。大きなスクリーンもあって、ここでみんなで映画を見たり、マルシェやイベント会場にもなっていました。
続いて隣にある、玄関&土間。
畑や田んぼで収穫したものが置かれることが多いので、いつもちょっと雑多な感じです。笑 2階が吹き抜けになっているので、午前中は朝日がさーっと入って気持ちよく1日がスタートできます。
それから、キッチンへ。
天井はワークショップでDIY。ヘリンボーンの組み合わせが可愛い天井に仕上がりました。コンロは4つあって、人が同時に調理しても大丈夫なように卓上コンロもあります。管理人がプロの料理人なので、調理器具は鉄鍋から本格蒸篭の蒸し器までバッチリ揃っています!
お皿も糸島の作家さんのお皿をメインに取り揃えています。可愛いお皿で食べるご飯は気分が上がって最高です。
シェアハウスなので、調理器具やお皿などは持って来られなくても一通り揃っていますよ〜!
続いては、キッチン隣にあるお風呂。
「五右衛門風呂ですか!?」って聞かれますが意外と現代風のお風呂です。追い焚きもお風呂予約もできる優れもの。我が家は水道が通っていないので、山の湧き水でお風呂に入れちゃいます。
それから、洗面所。
いろいろな景色が彫刻された木の枠がとっても素敵な洗面所。ちなみに排水はそのまま庭に流れるので、合成石鹸などは使っていません。
その隣にあるトイレ。汲み取りですが、見た目は普通の洋式トイレと変わりません。
個室
我が家の畳は「江戸間」ではなく「本間」という昔の間取りなので、普通のおうちより約1.2倍くらい広めです。隣の部屋とはふすまや障子で区切られているので、マンションの個室みたいなカッチリとした個室とは違う感じ。
まずはリビング隣にある個室です。こちらは6畳のお部屋。(実質7畳くらい)お布団を二つ敷いても大丈夫な広さなので、コンパクトな暮らしの人なら2人いけちゃうかも。
断熱材+古材のフローリングにリノベーションしてあります。
折り畳みベッドの貸し出しがあります。(要布団)
続いてキッチン隣の個室。
こちらは4畳半。(実質5.4畳くらい)お風呂にも近くて、夕日の光が差し込むお部屋です。
こちらも断熱材+古材のフローリングにリノベーションしてあります。
折り畳みベッドの貸し出しがあります。(要布団)
相部屋
相部屋は女子部屋と男子部屋があります。
まずは女子部屋から。こちらはもともと米蔵だった場所に漆喰を塗り、大工さんと床を張り、元住人たちと一緒に断熱材も入れました。独立した玄関がついているのでプライベート感のある部屋になっています。
庭に直接出られるので洗濯物を干すのも楽だし、ガラッとドアを開けて庭の景色も楽しめるのが良いところ。
メインのベッドが2つ、ゲスト用の折り畳みベッドがあります。(要布団)
お部屋を仕切るためのパーテーションもあります。
続いて、こちらは男子部屋。
みんなで床はりをDIYして2段ベッドを入れました。(要布団)
リビング、お風呂がすぐ隣なので、アクセスしやすいのが◎。
クローゼットや押し入れもあって収納たっぷり。
それでは最後!
庭に出たところにあるランドリーハウス。古材の窓を集めて作りました。今は洗濯機が3台あるので待たずに洗濯できます。こちらも排水は庭に流れ、鶏が飲んだりするので合成洗剤は使えません。
庭と納屋の共有スペース
続いては、母屋隣にある納屋のスペースと庭について紹介します。
庭には手作りのピザ窯があり、天気の良い日はテーブルを出して庭でご飯を食べたりしています。
納屋のスペースは大工・イン・レジデンスというプロジェクトで住んでくれた大工のメンバーたちと一緒にリノベーションしました。
こちらもみんなの共有スペースで、イベントを開催したり、フリーランスのメンバーが仕事したり、自由に使用できます。もちろんWifiあり。ついでにgoogle Homeもあります。
2階部分は、廃材の窓を組み合わせて光をたっぷり入れられるように工夫しました。
ゲストルームは、白を基調に古材を使って壁を作りました。ベッドスペースは収納にもなっています。
1Fにはキッチンスペースもあるので、カウンターで夏祭りイベントを開催してみたり、
庭のピザ窯でピザパーティーをしたりするときにも大活躍してくれます。
また、駐車場には18枚の太陽光パネルが設置されており、晴れた日の日中は太陽光自家発電で電力を賄っています。特に天気の良い日は100%自家発電できるので、電気代がお安くなってちょっと嬉しくなっちゃいます。
さて、今回は母屋・納屋・庭とざっくり我が家のご紹介をしていきましたが、古民家の暮らしがどんな感じなのか、なんとなく伝わったでしょうか。
古民家は、現代のお家とは違い少し不便なところもあります。ですが、古民家ならではのしっとりとした木の質感や、縁側の光の気持ち良さ、そして何より、鳥や虫の鳴き声で目が覚めるような自然体験が家にいながらできるのが魅力です。四季の移り変わりを肌で感じる暮らし、始めてみませんか?
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